お風呂ダイエットで無理なく痩せる!入浴するたびキレイになるコツ

最近は、お風呂に入らずにシャワーだけで済ます人が増えています。シャワーでさっと済ませたいとか、湯船に浸かるのが面倒くさいという人も多いようです。
でも実は、正しくお風呂に入ることでダイエットの効果が期待できるのです。ダイエットをしているけれどなかなか痩せないという方は、自分に合った正しい入浴法を知ってぜひ試してみてください。
ダイエット入浴法① 半身浴のやり方
半身浴は適温にじっくりと浸かるため、ゆっくり汗をかくことができます。湯船にしっかり浸かるのが苦手な方や、のぼせやすい方におすすめです。
半身浴では、お湯の量はおなかのみぞおちを目安にし、温度は38~40度に設定してます。準備するものは、水分補給用の常温の水と、乾いたタオルです。
まずは足先からみぞおちまでかけ湯をしてから、ゆっくり湯船に浸かり、上半身の冷え防止のために肩にタオルをかけます。
じんわりと汗が出てきたら、水分補給に常温のお水を少量ずつ数回にわけて飲みましょう。お湯の温度が下がってきたと感じたら、追い炊きをするかお湯を足して設定温度を保ちます。
半身浴と聞くと、本やスマホを持ち込んで長時間入るというイメージがありますが、長すぎる半身浴はかえって体の負担や冷えにつながります。20~30分を目安に、じんわりと汗をかいて体が温まったと感じたらお風呂から出ましょう。
ダイエット入浴法② 高温反復浴のやり方
高温反復浴は1回の入浴でジョギング約30分に相当するカロリーを消費できるため、半身浴よりもダイエット効果が高いといわれている入浴法です。
高温反復浴ではお湯の量は通常どおりで、温度は40~42度に設定します。足から徐々にかけ湯をして、体を湯温に慣らしてからゆっくり肩まで湯船に浸かりましょう。
そのまま5分間入浴したら、湯船から出て5分間休憩します。再び湯船に肩まで湯船に浸かって3分間入浴したら、湯船から出て3分間休憩します。最後に仕上げとして3分間入浴して終了です。
お風呂から上がったら、必ず常温の水で水分補給してください。5分または3分の休憩中は、体や髪の毛を洗う時間にしてもOKです。
高温反復浴は、熱いお湯が好きな方や効率良くお風呂に入りたい方におすすめです。ただし、食事の直後や妊娠中・貧血・高血圧の方は、体の負担が大きいため避けたほうが良いでしょう。
脂肪燃焼を助ける入浴剤
せっかくお風呂に入るなら、ダイエット効果の高い入浴剤を使いたいという方もいらっしゃるでしょう。そのような方におすすめなのが「エプソムソルト」です。
この入浴剤は一般的な温浴効果や血行促進効果だけでなく、強力な発汗効果によって基礎代謝をアップさせるため、脂肪燃焼効果が実感できると話題になっています。
ただし38~40度のお湯で利用するため高温反復浴では使えませんし、発汗作用が強力なため、持病のある方は医師と相談したほうが良いでしょう。
発汗作用による脂肪燃焼効果を期待するなら、ミネラル豊富な海塩を使用するのもおすすめです。体を芯から温めてくれますし、保温効果が続くので湯冷めしにくくなります。ただ肌に合わない場合もあるので、少量から始めてください。
他に、トウガラシやショウガのエキスが配合された入浴剤もおすすめです。ゲルマニウムが含まれているものも、温浴効果が高く体をポカポカに温めてくれます。
入浴中にできるむくみ取りマッサージ
湯船にじっと入っているのが退屈という方は、マッサージの時間にしてみてください。特にお風呂では体に水圧がかかるため、マッサージで足のむくみを改善するにはピッタリです。
まずは、リンパ節のある足の付け根とひざ裏をマッサージします。次に土踏まずを中心に、足裏全体を両手の親指でほぐしていきます。
足首のこりは冷えにつながるため、冷え性の方は圧をかけて足首をマッサージしてください。ふくらはぎは足首のほうからひざ裏へ向けて、なぞるようにマッサージするのがポイントです。
リンパ節のあるひざ裏をもう一度ほぐしたら、太ももの裏をひざ裏から足の付け根へ向けてマッサージし、足の付け根のリンパ節へ流したら終了です。
お風呂中にマッサージをすると、血行やリンパの流れが良くなって代謝力が上がるため、ダイエット効果もアップします。気になる部位があったら、入浴しながらマッサージするのがおすすめです。
まとめ:冷えの季節に最適なお風呂ダイエット
寒い季節は汗をかきにくい上に運動不足になりがちなので、お風呂ダイエットに最適です。
汗をかいて体を温めれば、血行が良くなって代謝アップにつながります。ダイエットだけでなく、冷えやむくみの解消・肌トラブルの改善にも効果があるのです。
好みの入浴剤を見つけて、美容にも健康にも良いお風呂タイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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