マーガリンは本当に危険なの?|体に悪いと言われている理由はトランス脂肪酸!

マーガリンはバターの代わりに利用している人もいると思いますが、トランス脂肪酸が原因で体に悪いからあまり食べない...という方も多いでしょう。
実際のところ、確かにマーガリンは健康を害する食べ物であり、高血圧や動脈硬化など心疾患の原因になるため食べ過ぎには注意が必要です。
マーガリンが危険な理由|トランス脂肪酸の過剰摂取に注意!
マーガリンが危険な理由について、最初にご説明いたします。
朝食をパンですませる方でマーガリンをつけて食べている人もいるかと思いますが、マーガリンの悪影響を知ってしまうと、マーガリンをつける量を減らしたり、ジャムやバターに代えるなどの対策を考えるのではないでしょうか。
トランス脂肪酸により血管が詰まる危険性
マーガリンの主な原料は植物油ですが、植物油は常温では本来液体であるため、「部分水素添加油脂」というマーガリンの固さ調整で使われるものを入れております。
その水素を添加する過程で「トランス脂肪酸」が生成されるのですが、トランス脂肪酸の過剰摂取により悪玉コレステロールが増加して、動脈硬化や心臓疾患などの病気を引き起こす恐れがあるとされています。
トランス脂肪酸の推奨摂取量は2g未満
農林水産省より公開されているデータからでも分かりますが、トランス脂肪酸の摂取目標量は1日あたり2g未満です。対して、トースト1枚あたりに塗るマーガリンの量を10gほどと考えると、含まれているトランス脂肪酸は0.4~0.5gが目安となります。
トーストだけだとトランス脂肪酸の過剰摂取とはなりませんが、実はマーガリン以外にも揚げ物の食品やスナック菓子、菓子パンにもトランス脂肪酸が含まれているショートニングが原材料として含まれているので、知らず知らずの間トランス脂肪酸を摂取しているのです。
そのため、トランス脂肪酸の過剰摂取を避けるために、なるべくマーガリンを食べない(またはパンにつけて食べるにしても、少量にする)などの対策が必要ですね。
ほかにも、以下でご紹介していますがマーガリンの中にはトランス脂肪酸の少ない製品もあるので、なるべく健康に良いブランドを選ぶのも手ですね。
マーガリンを避けている人は多い?|アンケートからの口コミまとめ
マーガリンが危険なことについてどれほど認知されているか、インターネット調査を参考にアンケートをいたしました。(有効回答:95人 全国の男女20~60代を対象)
その結果…大半の方がマーガリンを避けているという事実が分かりました。参考までに、マーガリンを食べないという方の口コミを以下でまとめました。
マーガリンを普段から食べないと回答した方の声
マーガリンを普段食べない方は、健康面を気にされていますね。ただ、常にバターが売られている訳でないため、やむを得ない場合にはマーガリンを購入している方もいます。
マーガリンを普段から食べている人の理由
対して、普段からマーガリンを食べるという方も一部でいました。マーガリンの方が美味しいというケースや、トランス脂肪酸の少ない製品を選ぶという声もありましたね。
ヘルシータイプのマーガリンも販売されている中で、小岩井のマーガリンは味も良く評判高いです。健康に気を遣って、マーガリンの種類を変えてみるのもいいでしょう。
まとめ|危険なマーガリンを普段から食べている方へおすすめの対策は?
マーガリンを普段から食べている方は、これまでご説明した通り体に悪いリスクがあるため、何らかの対策が必要です。
その一つが上記でも取り上げたような、トランス脂肪酸の少ないマーガリンを選ぶこともありますが、ほかにも対策や気を付けておくべきことがあります。
マーガリンを止めてバターに!|栄養素も豊富です
マーガリンをバターに代えるメリットとしては、以下の通りです。
●マーガリンと比べて消化しやすく胃腸にやさしい!
●吹き出物防止や役立つビタミンA・ビタミンEが豊富で美容効果もある!
バターは栄養素が多く、皮膚を強く美しくしてくれる効果があるのでおすすめです。ただし、高いというデメリットや食べすぎると太る危険性もあるため、少量ずつ使うといいでしょう。
普段の食生活も見直そう!|外食・お菓子はほどほどに
マーガリン以外にもトランス脂肪酸を多く摂取してしまう食事があるため、普段からの食生活も見直す必要がありますね。
●菓子パンやスナックなど、ショートニングが多く含まれているものは避ける
●大量の油が使われているファーストフードも控える
●外食での揚げ物も要注意!
外食では常温で固まりやすいショートニングを多用して、長時間サクサク感を保てるようにしているので、揚げ物はあまりおすすめしません。
より健康でいられるために、マーガリンなどの食に対する見直しや正しい知識を把握しておくといいでしょう!
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